今、ポルトガルシューズが熱い!




”靴はね、とびきりいい靴を履くの。
いい靴を履いているとその靴が素敵なところに連れて行ってくれるから・・・”


私にとって懐かしくも、ずーと心に残っているセリフ。


みなさん、ご存知ですか?




漫画『花より男子』の中で、才色兼備のお嬢様藤堂静が、
主人公の牧野つくしに海外での経験をもとに言ったセリフです。
小学生だった私は、そんなお姉様に憧れました。


それから海外に行くと、必ず靴屋さんを見ながらこのセリフを思い出しました。


そんな私が8年ほど前に恋に落ちたのが、ポルトガルの靴たち。
ヨーロピアンテイストでありながら、履きやすく、そして納得できるお値段。ポルトガルに行く度に素敵な靴たちに出会ってきました。


そこで今日は、今熱いポルトガルの靴ブランドをご紹介したいと思います。


ポルトガルの靴づくりの歴史は長く、
フランスやイギリスの様々な有名ブランドの靴を手掛けてきました。


しかし、残念なことに安価な労働力を求めた各ブランドの生産体制変更により、
2005年~2010年の間ポルトガル靴産業の輸出量はどんどん減少しました。

こうした状況の中、金融危機が追い打ちをかけるようにポルトガル靴産業を苦しめました。
2011 年にトロイカ(欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB))による780 億ユーロの支援プログラムが開始され、それと共に様々な産業の生産性が見直され、靴産業においても平均賃金が高いため、コスト削減し国際競争力を改善するべきだという政策打ち出されたのです。

本当にコスト削減だけがポルトガルの靴メーカーの生き残るための道なのだろうか?
これまでのノウハウはそんなものなのだろうか?

いくつかのメーカーはこの政策を拒否し、
従業員のモチベーションを保つために、むしろ賃金を上げ、
自らのブランド力を高め国際力を強めるために投資をしました。

そしてAPICCAPS(ポルトガル靴・皮革工業会)も対外投資政策に念入りに取り組み、
150もの靴メーカーが協賛した海外プロモーション活動を2011年に開始しました。
この活動は既に16か国に広がり、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”と言われています。


有名ブランド向けの靴づくりで培ったノウハウと、自らが持つヨーロピアンテイスト。
更には良い素材を豊富に使用できる環境。
これらがポルトガルの靴が持つ最大の強みなのです。

嬉しいことに2005年に1.2億ユーロ(約1,680億円)まで落ち込んだ輸出量は、
2013年には1.7億ユーロ(約2,380億円)まで回復しています。
更に靴産業の就業率も2010年以降10%上昇しています。
苦しい状況下でも自らのアドバンテージをしっかり見極め、独自のブランドを確立していこうという動きが少しずつ結果に結びついているのだと思います。

今日の最初の写真は、Luis Onofreのサンダルです。
1999年にデザイナーのOnofre氏が立ち上げたブランドで、
ミシェル・オバマファーストレディやペネロペ・クルス、ナオミ・ワッツ、レティシア皇太子妃など、
世界の名だたるVIPに愛用されています。



http://www.youtube.com/watch?v=uWqtW8aoEA0



これまでは製造した商品の9割以上を輸出し、独自の店舗を持っていませんでしたが、
遂に2014年1月、リスボンのリベルダーデ通り(高級ブランドが軒を連ねる通り)にショップをオープンしたとのこと、その拡大ぶりがうかがえます。

◆Luis Onofre Store                            
Avenida da Liberdade, 247 1250-149 Lisboa, Portugal
http://luisonofre.com

女性のおしゃれ心をくすぐるデザインばかりで、何だかわくわくしませんか。
今度ポルトガル行く際には是非寄ってみたいです。


と、少しファッション性の高い靴を紹介しましたが、
もともとポルトガルはデッキシューズなどのカジュアルなシューズや、
イギリスの紳士を思い出させるクラシカルなドレスシューズが有名です。


数ある紳士靴ブランドの中で、
私お気に入りはVALUNIとLUSQUINOSです。
VALUNIは少しヴィンテージ風なデザインですが、その色使いがとてもきれいで、
落ち着いたおしゃれを楽しむ男性向けという感じがします。











Photo by http://www.portugalshoes.com



◆VALUNI http://www.valuni.com/

日本ではいくつかのセレクトショップが取り扱っているようです。
価格:12,420円
(2014/5/5 時点)



LUSQUINOSの靴は色が鮮やかでなので、レジャー向けです。 春夏のコレクションは爽やかで革サンダルは履きやすそうですね。素敵♪











Photo by http://www.portugalshoes.com


◆LUSQUINOS http://www.lusquinos.pt/main.html


こちらも少ないながら、アマゾンジャパンさんにて発見しました。
新品価格
¥8,488から
(2014/5/5 時点)




靴の話になるとついつい長くなってしまいます。


まだご紹介したいブランドがいろいろありますが、
今日はここまでにしたいと思います。


最後にAPICCAPSの、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”のプロモーションビデオをお楽しみ下さい。






それでは、また次回。




3 件のコメント :

  1. 私も腕の良い職人様に靴を作って頂きたいものです。木型を送るだけではだめで、やはり歩き方までみてもらわないといけないでしょうかね。

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    1. こちらにもコメントを頂いていたのにお返事遅くなり失礼しました!
      私は靴のメーカーについてはあまり詳しくは存じないのですが、ポルトガルの靴は履きやすくお洒落なものが多いと思っています。もう半年ほど前ですが、ポルトガルシューズのメーカーが日本の展示会で出展してました。この時の様子もブログで紹介したいと思いつつ…時間が経ってしまっています(-_-;)

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    2. 今、3Dプリンターで足型が作れる時代だそうです。うまく使えば、世界中からフルオーダーの注文が取れるかもしれません。

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