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2014/05/21

ポルトガルと言えば、鱈!?


みなさん、これ何だかわかりますか?

















ポルトガルのスーパーには必ずと言っていいほど、
この白い塊のコーナーがあります。


これ、実はタラです。しかも干したタラ。


タラはポルトガルでは国民的な食べ物で、
その食べ方はなんと365日違うレシピが出せるほどバラエティがあります。


私はポルトガルの干し鱈がとても好きで、
買い物するおば様方にまじってスーパーのこのコーナーでよく鱈の物色をします。
レシピにあった鱈を選ぶのが結構おもしろいのです。


今日はポルトガルの代表的な鱈料理、
鱈のクリームグラタン(Bacalhau com natas)が食べたくなったので夕飯にしてみました。




結構簡単にできるので忙しい人でも大丈夫です。是非お試しください。
(干し鱈を使う場合は、水で戻すので一晩以上かかりますが...)


鱈消費量が世界1位のポルトガルですが、
鱈自体はノルウェーなど北欧諸国から輸入されています。
特に大手の干し鱈製造会社であるRui Costa and Sousa & Brother Group, SAでは、ノルウェー企業の株式を50%取得するなどし、戦略的にブラジルをはじめとしたポルトガル料理に由縁がある国々への輸出・拡大を図っています。


そんなリーディングカンパニーの鱈工場を紹介したビデオがありました。
なんだか想像以上! ・・・いや、むしろ鱈工場については考えたことがなかったので圧巻です。



http://www.youtube.com/watch?v=bwrwCkIaJvc


ポルトにはタラ専門レストランなんかもあります。
タラの伝統的な家庭料理からコンテンポラリーなメニューまで様々。
デザートまでタラがありましたが、私はまだ勇気が出ず試してません。


















◆Bacalhoeiro
Avenida Diogo Leite 74,
Vila Nova de Gaia Portugal

Avenida Diogo Leite 74PTPortoVila Nova de Gaia




日本人にとっても馴染みのあるお魚タラ。
干し鱈料理、結構人気が出るかもしれませんね。











※ポルトガル食材をたくさん扱われているメルカード・ポルトガルさん。
こちらで干し塩ダラがありました♪ レシピも詳しくご紹介されています。
初夏にピッタリなワインも販売されてて見てるだけでも楽しいショップです。
よかったら是非のぞいてみてくださいね。

価格:1,058円
(2014/5/21 時点)
感想(10件)

価格:1,230円
(2014/5/21 時点)




2014/05/17

グリーンエネルギーとポルトガル












photo by http://pt.wikipedia.org/wiki/Cabo_da_Roca



「ここに地果て、海始まる」


これはユーラシア大陸最西端のロカ岬に伝わる有名な言葉ですが、
かつて繁栄を謳歌したポルトガルの人々はきっと海に大きな希望を抱いたのではないでしょうか。


かという私も海はとても身近で、昔から波の音とあの独特の匂いに包まれると安心します。
そして、どこからともなくエネルギーが湧いてくるものです。


ポルトガルは日本と同じ海洋国家。
今月上旬に安倍首相がポルトガルへご訪問した際には、海上安全保障の両国の協力強化を発表し、「ポルトガルは法の支配などの基本的価値はもとより、各種の経済的利益も共有する重要 なパートナーだ」と強調されています。


そんな海洋国家のポルトガルでは、
波のエネルギーを活用した「波力発電」の研究が進んでおり2008年には世界に先駆けて商業波力発電所「ウェーブ・パーク」を稼働させました。
残念ながらこの発電所は、経済的・技術的な問題で継続稼働されませんでしたが、
海洋国としてイニシアティブをとっていることがうかがえます。


このように日本ではあまり知られていませんが、
ポルトガルは実は再生可能エネルギーの世界的リーダーなのです。
2013年には、再生可能エネルギーが消費量の70%を超えたというニュースもありました。
もちろん太陽、風、水などの力を利用する自然エネルギーのため、その年の天候に左右されますが、この数値を出すことのできる環境を整えていたこと自体が素晴らしいと思います。












photo by http://www.windpowermonthly.com


石油などの資源には限られているため、ポルトガルは早くから自然エネルギーに着目し研究を進めていました。今では国内消費量の約6%を他国へ輸出しているとのこと。
原発を減らそうとしている日本も、ポルトガルから学べることがありそうです。
今回の安倍首相のご訪問でも、おそらく再生可能エネルギーについてはお話されたことでしょう。


太陽光が素晴らしく美しい印象のポルトガル。
やはりEU諸国の中で日射量が最も豊富な国のようです。
太陽光発電量は、エネルギー消費量のまだ数%ですが、今後必ず割合を増やしてきます。
2013年には太陽光発電システムを展開するポルトガルの企業Martifer Solar社が日本進出を果たしています。2006年に設立した会社ですが(Martifer Groupは1990年設立)、既に世界20か国以上に拡大しています。




http://www.youtube.com/watch?v=NYJUDExy-SU



もちろん、再生可能エネルギーはいいことばかりではありません。
導入コストにより国民が負担する電気料金が高騰するなど問題はあります。
これについてはまた次の機会に書きたいと思いますが、
やはりゴールを目指すためには通らなければいけない道なのでしょう。


日本の商社もポルトガルの再生可能エネルギー事業に投資しています。
今後、日本企業とより関係を深め、グリーンエネルギーがより世界に広まっていったら嬉しいですね。






2014/05/05

今、ポルトガルシューズが熱い!




”靴はね、とびきりいい靴を履くの。
いい靴を履いているとその靴が素敵なところに連れて行ってくれるから・・・”


私にとって懐かしくも、ずーと心に残っているセリフ。


みなさん、ご存知ですか?




漫画『花より男子』の中で、才色兼備のお嬢様藤堂静が、
主人公の牧野つくしに海外での経験をもとに言ったセリフです。
小学生だった私は、そんなお姉様に憧れました。


それから海外に行くと、必ず靴屋さんを見ながらこのセリフを思い出しました。


そんな私が8年ほど前に恋に落ちたのが、ポルトガルの靴たち。
ヨーロピアンテイストでありながら、履きやすく、そして納得できるお値段。ポルトガルに行く度に素敵な靴たちに出会ってきました。


そこで今日は、今熱いポルトガルの靴ブランドをご紹介したいと思います。


ポルトガルの靴づくりの歴史は長く、
フランスやイギリスの様々な有名ブランドの靴を手掛けてきました。


しかし、残念なことに安価な労働力を求めた各ブランドの生産体制変更により、
2005年~2010年の間ポルトガル靴産業の輸出量はどんどん減少しました。

こうした状況の中、金融危機が追い打ちをかけるようにポルトガル靴産業を苦しめました。
2011 年にトロイカ(欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB))による780 億ユーロの支援プログラムが開始され、それと共に様々な産業の生産性が見直され、靴産業においても平均賃金が高いため、コスト削減し国際競争力を改善するべきだという政策打ち出されたのです。

本当にコスト削減だけがポルトガルの靴メーカーの生き残るための道なのだろうか?
これまでのノウハウはそんなものなのだろうか?

いくつかのメーカーはこの政策を拒否し、
従業員のモチベーションを保つために、むしろ賃金を上げ、
自らのブランド力を高め国際力を強めるために投資をしました。

そしてAPICCAPS(ポルトガル靴・皮革工業会)も対外投資政策に念入りに取り組み、
150もの靴メーカーが協賛した海外プロモーション活動を2011年に開始しました。
この活動は既に16か国に広がり、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”と言われています。


有名ブランド向けの靴づくりで培ったノウハウと、自らが持つヨーロピアンテイスト。
更には良い素材を豊富に使用できる環境。
これらがポルトガルの靴が持つ最大の強みなのです。

嬉しいことに2005年に1.2億ユーロ(約1,680億円)まで落ち込んだ輸出量は、
2013年には1.7億ユーロ(約2,380億円)まで回復しています。
更に靴産業の就業率も2010年以降10%上昇しています。
苦しい状況下でも自らのアドバンテージをしっかり見極め、独自のブランドを確立していこうという動きが少しずつ結果に結びついているのだと思います。

今日の最初の写真は、Luis Onofreのサンダルです。
1999年にデザイナーのOnofre氏が立ち上げたブランドで、
ミシェル・オバマファーストレディやペネロペ・クルス、ナオミ・ワッツ、レティシア皇太子妃など、
世界の名だたるVIPに愛用されています。



http://www.youtube.com/watch?v=uWqtW8aoEA0



これまでは製造した商品の9割以上を輸出し、独自の店舗を持っていませんでしたが、
遂に2014年1月、リスボンのリベルダーデ通り(高級ブランドが軒を連ねる通り)にショップをオープンしたとのこと、その拡大ぶりがうかがえます。

◆Luis Onofre Store                            
Avenida da Liberdade, 247 1250-149 Lisboa, Portugal
http://luisonofre.com

女性のおしゃれ心をくすぐるデザインばかりで、何だかわくわくしませんか。
今度ポルトガル行く際には是非寄ってみたいです。


と、少しファッション性の高い靴を紹介しましたが、
もともとポルトガルはデッキシューズなどのカジュアルなシューズや、
イギリスの紳士を思い出させるクラシカルなドレスシューズが有名です。


数ある紳士靴ブランドの中で、
私お気に入りはVALUNIとLUSQUINOSです。
VALUNIは少しヴィンテージ風なデザインですが、その色使いがとてもきれいで、
落ち着いたおしゃれを楽しむ男性向けという感じがします。











Photo by http://www.portugalshoes.com



◆VALUNI http://www.valuni.com/

日本ではいくつかのセレクトショップが取り扱っているようです。
価格:12,420円
(2014/5/5 時点)



LUSQUINOSの靴は色が鮮やかでなので、レジャー向けです。 春夏のコレクションは爽やかで革サンダルは履きやすそうですね。素敵♪











Photo by http://www.portugalshoes.com


◆LUSQUINOS http://www.lusquinos.pt/main.html


こちらも少ないながら、アマゾンジャパンさんにて発見しました。
新品価格
¥8,488から
(2014/5/5 時点)




靴の話になるとついつい長くなってしまいます。


まだご紹介したいブランドがいろいろありますが、
今日はここまでにしたいと思います。


最後にAPICCAPSの、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”のプロモーションビデオをお楽しみ下さい。






それでは、また次回。