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2014/11/16

ポルトガルのビッグな起業家

今夏、世界の市場を騒がせたポルトガル最大手銀行のバンコ・エスピリト・サント。
フランスのクレディ・アグリコルも出資していただけに、その経営破綻はより欧州の危機を大きくするのではないかと不安視されました。





この件は、ポルトガル中央銀行が即座に49億ユーロの救済処置を決定したので、
大きな影響は出ませんでしたが、この銀行の主要株主、ポルトガル名門一家のエスペリト・サント家に関しては様々な憶測がとびかっています。

今日はポルトガルの起業家を考えるに当たり、
一代でこの超名門一家を作りあげたジョゼ・マリア・エスピリト・サント・シルバについて書いてみたいと思います。

 


晩年はポルトガル金融業界の大王とも呼ばれていた彼ですが、実は両親のわからない孤児として、1850年代にリスボンのバイロ・アルトで生まれ育ちました。
彼の最初のビジネスは両替と宝くじ販売。本当によく働く人だったようです。

基本的にはビジネス上で人を簡単に信じるタイプではなく、本当に信用出来る人だけを側においたと言われています。
そして、「友情とビジネスは別物」という信念を貫き、例え自分の子供であったとしても、仕事の適任者選びは全く別としていました。

ポルトガル人の多くはビジネスライクを嫌う傾向がありますが、彼はチャンスがあると見込んだ事業には前向きに取り組んで行くタイプでした。

いつの時代にもイノベーションは持続可能な社会のために重要な要素だと、私は思っています。それは誰もが驚くような技術やアイデアでなくても、今あるものを発展、拡大させたものでもいいのです。日本もそうですが、ポルトガルにもこのイノベーションを起こしていこうという起業家がもっと現れれば先が明るい気がします。

"The entrepreneur always searches for change, responds to it, and exploits it as an opportunity." - Peter F. Drucker

「起業家は常に変化を探し、それに応え、チャンスとして活かす。」 - ピーター・ドラッカー

まさに、彼にぴったりな言葉ですね。

そんな彼の伝記が、没後100年たった今、一人のジャーナリストにより書かれたそうです。
どんな人生を送っていたのか、とても興味があります。ポルトガル語のトレーニングと合わせてじっくり挑戦したい一冊になりそうです。








2014/10/30

実は多い、ポルトガル語人口

世界には8000近い言語が存在するらしいのですが、
その中でも多くの人々に話されている言語は何か、みなさんはご存知ですか?

トリップアドバイザーが面白いインフォグラフィックを作成しています。



Photo by http://tg.tripadvisor.jp/languages/


そう、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、
ポルトガル語は実はスペイン語やアラビア語に続き、世界で6番目に多く話されている言語なのです。
更にインターネット上で話されている言語としては第5位。


日本で学習者が多い外国語は英語ですが、
その後はやはり欧州言語で言えば、フランス語とスペイン語、ドイツ語が主流です。


スペイン語は話されている人口も地域も多いので納得ですが、
フランス語に関しては、国の良いイメージが大きく影響しているのではないかと思います。
またフランス語は国際連合の公用語でもあるため、母国語とする人が少ないとしても、世界の多くの人が学習するのでしょう。


ポルトガル語は私たち日本人には難しいですが、
英語も含めヨーロッパの言語を話す人たちにとっては、アジアの言語を習得するよりずっと楽なはずです。


ポルトガル語、国を挙げてもう少し世界に向けて学習者を増やすようプロモーションできないものでしょうか。特に日本にはブラジル人も多く需要もあるので、イメージアップをすることでもっと学習者が増えるのではないかと思います。


ベルリッツのように世界に展開するポルトガル語学校があったら、
外国人だけではなく二世の子供たちも助かりますよね。
次のマップからでもわかるように、ポルトガル語圏は世界の各大陸に散ばっています。
ただ、マカオなどではポルトガル語を話す人は減ってきているとか。




Photo by http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/af/Map_Portuguese_World.png


色々なポテンシャルがある国、ポルトガル。
個人的にはもう少しだけ、ビジネスに積極的になってもいいのではないかと思います。


各国の有名な歌に乗せてポルトガル語圏諸国をめぐるビデオが面白いです♪

https://www.youtube.com/watch?v=ZikiGjTUsIw







ポルトガル旅行の際にはお持ちください。結構役立ちます!
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2014/09/07

生涯、女性が働くということ

みなさん、こんにちは。

先日、第2次安倍改造内閣が発足され、
女性の選出が過去最高数となり注目されました。

「女性が輝く社会へ」というスローガンのもと、女性の登用・活用を促そうとされている安倍首相。
2020年までに管理職の3割を女性にすることを目指されていますが、
現実はまだまだ遠いですよね。
























http://www.theatlantic.com/international/archive/2013/03/

エコノミストが作成した上の表からもわかるように、日本人女性の職場での扱いの公平度(貢献・昇進・育児休暇への理解度など)は国際的にみて非常に低いです。
これは、教育レベルの高さからみると不思議ですよね。

実は、女性の就業率が低い国は出生率も低いと言われています。

私は、男性が生涯通してしっかり働き、女性が家庭を守り子供を育てる、という家族の在り方はありだと思っています。ただ、それは家族の在り方の一つであって、絶対的な姿ではないはずです。

世の中には様々な人生の形があります。
一生涯家庭の外で働きたい女性が、性別を理由にキャリアを諦めるのはもったいないですよね。本人にとっても社会全体にとってもプラスにはならないと思います。

来週、9月12日から14日にかけて、
「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」World Assembly for Women in Tokyoが都内で開催されます。

このシンポジウム、クリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事やヒラリー・クリントン前米国務長官をはじめ、世界各国から政治リーダー、ビジネスリーダーが講演をされるという素敵な企画なんです。
ゲスト一覧はこちらから: http://nwp.nikkei.com/waw/speakers.html

もちろん、ゲストの方々は一般女性からみるとかけ離れたキャリアの持ち主に見えてしまい、
他人事のように感じてしまいがちですが、まずは女性が活躍することへの認識や理解、目標を持つことが大切なんではないでしょうか。

実はポルトガルでは、管理職・政治家における女性の割合は3割を超えていますし、
研究者における女性の割合は北欧諸国を越して世界トップレベルです。

なぜ、ポルトガル女性は仕事と家庭を両立できる人が多いのでしょうか。

そこには低学年生の子供のための学童保育制度が整っていること、
それらの制度を活用することが社会で当たり前になっていること、
母親・父親ともに育児休業・時短就業制度が存在すること、などあります。

女性の意識の違いも大きいと思います。
大学を卒業している女性は特に就業意識、キャリア志向が高いです。
結婚し家庭を築きたい、という意識も強いように感じますが、
働き続けようと考えている人が日本より多いようにも感じます。

2013年 Maria José Amichさんにより、女性のためのキャリアコミュニケーションサイトwomenwinwin.com が立ち上がり女性のネットワーキングや、モチベーション向上の場になっているようです。



                          https://www.youtube.com/watch?v=QuLzPPWo38k#t=129
日本でも日経ウーマンとかありますよね。
色々な講演会やネットワーキングイベントも開催していると思います。
一度、そういった機会に触れるのもいいかもしれません。

私は次にポルトガル行くときには、是非このwomenwinwin.comのイベントに参加してみたいです。
そして、日本女性にとって参考になることがあればまた発信していきたいですね。




2014/08/31

ポルトガルをテーマにした小説・映画

明日から9月ですね。
みなさん、夏を満喫されましたか?


ポルトガルでは多くの人が夏に長いお休みを取りますが、
この時期、ビーチはたくさんの人であふれ各々のんびりと過ごしています。


ごろんと寝たり、本を読んでみたり、マリンスポーツを楽しんでみたり。。



今月は何かと外に出ることが多かったので、
私もポルトガルのビーチでの時間を思い出し、8月最後の日曜日はゆっくりと過ごそうと思っていました。


昨日ポルトガル料理教室に参加させてもらったのですが、
その時に話題に出た「リスボンに誘われて」という映画が気になり、原作を読み始めました。
原作は「リスボンへの夜行列車(原題:Night train to Lisbon)という全世界で400万部を突破したベストセラーで、スイス人作家パステル・メルシエの作品です。
本物の人生を生きようとする真っ直ぐなポルトガル人の青年の自伝に、これまで誠実に生きながらも大きな冒険をしてこなかった初老のスイス人教師が魅了され、気付くとリスボンに降り立っている・・・
いつもはビジネス本ばかりを手にしてしまう私ですが、久しぶりに小説にはまりそうです。


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映画は9月13日ロードショーです。



”本物の人生を生きる”って、難しいですよね。
日本では自分が辛いと思うことでも、耐えてやり抜くことが成果につながり美徳とされます。
石の上にも三年ですね。はたまた他の国では、自分の苦手分野は人に任せ得意分野をすることが利口だと言われます。


現代人はそんな色んな周りの環境に左右されやすいですが、
この小説はふと、”自分は何によって幸せを感じるのか”を思い出させてくれる気がします。


まだ半分くらい。これからじっくり読んでいきます。もうすぐ秋ですから、小説を楽しむのもありですね。






2014/08/03

ポルトガルジュエリー

みなさん、フィリグラーナって聞いたことありますか。
ポルトガルを訪れたことがある方であれば、見たことがあるかもしれません。
















そう、フィリグラーナ(Filigrana)とは、
糸状にした金銀で創り出される美しいジュエリーのことなんです。

ポルトガルの北部において、古くから受け継がれている技術で、
ひとつひとつ職人の手によって生みだされる非常に繊細なジュエリーであり、素晴らしいアートです。














実は世界の他の地域でも存在する技術なのですが、ポルトガルのフィリグラーナの繊細さはちょっと別格でその美しさに魅了される人は多く、私も一目で虜になった一人です。

最近は伝統的なモチーフだけではなく、モダンなデザインも出てきており、日頃のファッションに取り入れやすくなっています。


今年シャロン・ストーンが伝統的なハートの大振りネックレスを付け、大変話題になりました。彼女もポルトガルのフィリグラーナがとてもお好きなようです。



















Photo by http://www.jn.pt


またデンマーク王室のメアリー皇太子妃も愛用されています。

















Photo by http://tesourastiaras.blogspot.jp


二人ともとってもお似合いですね。

日本ではまだ専門に取り扱っている会社がなく、なかなか手に入れることが難しかったのですが、「みなさんに是非知ってもらいたい、日本に広めたい」という思いからこの度輸入を始めました。
とても繊細なので日本の女性のスタイルにも合うのではないかと思います。

まだまだ試行段階ですが、商品の紹介サイトを作成しています。商品もこれから少しずつアップしていきます。充実してないのでお恥ずかしいのですが、良かったらのぞいてみてくださいね。そして色々ご意見いただけると幸いです。



https://theworldoffiligrana.squarespace.com/earrings/
現在はフィリグラーナ・コン・アモールとしてご紹介しています。
www.shop.filigranacomamor.com
どうぞよろしくお願いいたします。(2017年3月追記)


もし気になるものがありましたら、詳細の写真や価格のご連絡を致しますのでお気軽にメール頂ければと思います。
メールはshop@filigranacomamor.com までお願いします。

こちらのブログでも今後フィリグラーナのこと書いていきますね。
どうぞよろしくお願いします。





ポルトガルジュエリー・アクセサリーは、フィリグラーナ・コン・アモール



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2014/06/23

6月はお祭りの月

日本はまだ梅雨のため曇った天気が続いてますが、ポルトガルはすでにビーチ日和とのこと!
羨ましいですね。

さて、そんなポルトガルの6月はあちらこちらで大事なお祭りが行われます。

代表的なお祭りとしてはリスボンの聖アントニオ祭りとポルトの聖ジョアン祭り。それから聖ペドロ祭り。それぞれお祭りの日はその街のお休みになってます。
私のポルトガル手帳にはその各地域の祭りカレンダーなるものが2ページに及んで載っています。














たくさんありますねー!

明日はポルトの聖ジョアン祭り(正確には前夜祭)です。
ポルトにこんなにたくさんの人がいたの?!
というくらいに街中人だらけになり、道は人でふさがります。
あちこちの家やお店から、イワシの炭火焼きの良い香りが漂い、陽気な音楽が聞こえてきます。そして不思議な伝統ですが、みんな片手にピコピコハンマーを持ち、行き交う見知らぬ人にとにかくピコピコ!
もともとはニンニクで叩きあってたのがいつの間にかピコピコハンマーになったらしいです。
まだニンニクを持っている人も居ますが、やっぱり臭いです。

なんだかただのお騒ぎ祭りの様ですが、一応、聖ジョアンという聖人を讃える歴史あるお祭りです。念のため。


http://www.youtube.com/watch?v=fXND-YSu5WI
さて、今日は東京でもポルトガルワイン会が開催されました。美味しいヴィーニョベルデが楽しめて、ポルトガル気分がアップしました。
お会いできた方ありがとうございます!

今夜(日本では明日の朝)は大事なアメリカ戦です。
聖ジョアン祭りとともに盛り上がりそうですね!私も応援します!






ポルトガル気分を味わいたい方にお勧めです♪

超厳選ポルトガルワイン750ml お試し5本セット!(赤3ヴェルデ2)

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2014/06/06

もうひとつの世界一

みなさん、こんにちは。


気づいたらもう6月。前回の投稿から少し時間が経ってしまいました。
気を付けていないと、あっという間ですね。


さて前回、ポルトガルは鱈の消費量が世界一とお話ししましたが、
今日はもうひとつ、ポルトガルが世界一な製品についてご紹介したいと思います。


それが、これ!

photo by http://www.amorimcork.com


ポルトガルのワインはとってもおいしいですが、
実はそのワインをしっかり守っているコルク、これがポルトガルの世界一な製品なんです。
なんと全世界の生産量の50%以上がポルトガルで作られています。


コルク製造で有名な会社には、AMORIMやJPSCORKGROUPがあります。
AMORIMの工場にお邪魔したことがあるのですが、コルク栓の他にも多くの商品を開発されていてとても面白かったです。軽く耐久性が良いので宇宙航空機の一部にも使用されてるとか。



コルク製品はコルク樫の皮からできたもので、
同じ木からは9年に1度しか採らないように管理されています。
木には数字が書かれており、例えば4であれば2014年に採取したと意味し次に採れるのは2023年になります。コルク樫の寿命は長いものだと200年あり、伐採せず原料が得られることから自然に優しいエコ製品としても最近注目を浴びています。


特にヨーロッパではコルクは既にファッションにも取り入れられ、
毎年「Cork Fashion Week」が開催されているほどです。


        photo by http://terials.com/


ポルトガルに行かれたことがある方は、
結構モダンなコルク製品を目にされたのではないでしょうか。


昨日から梅雨入りの日本。
こんな傘をさしたら注目の的になりそうですね。




みなさん、よい週末を!Bom fim de semana!


2014/05/21

ポルトガルと言えば、鱈!?


みなさん、これ何だかわかりますか?

















ポルトガルのスーパーには必ずと言っていいほど、
この白い塊のコーナーがあります。


これ、実はタラです。しかも干したタラ。


タラはポルトガルでは国民的な食べ物で、
その食べ方はなんと365日違うレシピが出せるほどバラエティがあります。


私はポルトガルの干し鱈がとても好きで、
買い物するおば様方にまじってスーパーのこのコーナーでよく鱈の物色をします。
レシピにあった鱈を選ぶのが結構おもしろいのです。


今日はポルトガルの代表的な鱈料理、
鱈のクリームグラタン(Bacalhau com natas)が食べたくなったので夕飯にしてみました。




結構簡単にできるので忙しい人でも大丈夫です。是非お試しください。
(干し鱈を使う場合は、水で戻すので一晩以上かかりますが...)


鱈消費量が世界1位のポルトガルですが、
鱈自体はノルウェーなど北欧諸国から輸入されています。
特に大手の干し鱈製造会社であるRui Costa and Sousa & Brother Group, SAでは、ノルウェー企業の株式を50%取得するなどし、戦略的にブラジルをはじめとしたポルトガル料理に由縁がある国々への輸出・拡大を図っています。


そんなリーディングカンパニーの鱈工場を紹介したビデオがありました。
なんだか想像以上! ・・・いや、むしろ鱈工場については考えたことがなかったので圧巻です。



http://www.youtube.com/watch?v=bwrwCkIaJvc


ポルトにはタラ専門レストランなんかもあります。
タラの伝統的な家庭料理からコンテンポラリーなメニューまで様々。
デザートまでタラがありましたが、私はまだ勇気が出ず試してません。


















◆Bacalhoeiro
Avenida Diogo Leite 74,
Vila Nova de Gaia Portugal

Avenida Diogo Leite 74PTPortoVila Nova de Gaia




日本人にとっても馴染みのあるお魚タラ。
干し鱈料理、結構人気が出るかもしれませんね。











※ポルトガル食材をたくさん扱われているメルカード・ポルトガルさん。
こちらで干し塩ダラがありました♪ レシピも詳しくご紹介されています。
初夏にピッタリなワインも販売されてて見てるだけでも楽しいショップです。
よかったら是非のぞいてみてくださいね。

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感想(10件)

価格:1,230円
(2014/5/21 時点)




2014/05/17

グリーンエネルギーとポルトガル












photo by http://pt.wikipedia.org/wiki/Cabo_da_Roca



「ここに地果て、海始まる」


これはユーラシア大陸最西端のロカ岬に伝わる有名な言葉ですが、
かつて繁栄を謳歌したポルトガルの人々はきっと海に大きな希望を抱いたのではないでしょうか。


かという私も海はとても身近で、昔から波の音とあの独特の匂いに包まれると安心します。
そして、どこからともなくエネルギーが湧いてくるものです。


ポルトガルは日本と同じ海洋国家。
今月上旬に安倍首相がポルトガルへご訪問した際には、海上安全保障の両国の協力強化を発表し、「ポルトガルは法の支配などの基本的価値はもとより、各種の経済的利益も共有する重要 なパートナーだ」と強調されています。


そんな海洋国家のポルトガルでは、
波のエネルギーを活用した「波力発電」の研究が進んでおり2008年には世界に先駆けて商業波力発電所「ウェーブ・パーク」を稼働させました。
残念ながらこの発電所は、経済的・技術的な問題で継続稼働されませんでしたが、
海洋国としてイニシアティブをとっていることがうかがえます。


このように日本ではあまり知られていませんが、
ポルトガルは実は再生可能エネルギーの世界的リーダーなのです。
2013年には、再生可能エネルギーが消費量の70%を超えたというニュースもありました。
もちろん太陽、風、水などの力を利用する自然エネルギーのため、その年の天候に左右されますが、この数値を出すことのできる環境を整えていたこと自体が素晴らしいと思います。












photo by http://www.windpowermonthly.com


石油などの資源には限られているため、ポルトガルは早くから自然エネルギーに着目し研究を進めていました。今では国内消費量の約6%を他国へ輸出しているとのこと。
原発を減らそうとしている日本も、ポルトガルから学べることがありそうです。
今回の安倍首相のご訪問でも、おそらく再生可能エネルギーについてはお話されたことでしょう。


太陽光が素晴らしく美しい印象のポルトガル。
やはりEU諸国の中で日射量が最も豊富な国のようです。
太陽光発電量は、エネルギー消費量のまだ数%ですが、今後必ず割合を増やしてきます。
2013年には太陽光発電システムを展開するポルトガルの企業Martifer Solar社が日本進出を果たしています。2006年に設立した会社ですが(Martifer Groupは1990年設立)、既に世界20か国以上に拡大しています。




http://www.youtube.com/watch?v=NYJUDExy-SU



もちろん、再生可能エネルギーはいいことばかりではありません。
導入コストにより国民が負担する電気料金が高騰するなど問題はあります。
これについてはまた次の機会に書きたいと思いますが、
やはりゴールを目指すためには通らなければいけない道なのでしょう。


日本の商社もポルトガルの再生可能エネルギー事業に投資しています。
今後、日本企業とより関係を深め、グリーンエネルギーがより世界に広まっていったら嬉しいですね。






2014/05/05

今、ポルトガルシューズが熱い!




”靴はね、とびきりいい靴を履くの。
いい靴を履いているとその靴が素敵なところに連れて行ってくれるから・・・”


私にとって懐かしくも、ずーと心に残っているセリフ。


みなさん、ご存知ですか?




漫画『花より男子』の中で、才色兼備のお嬢様藤堂静が、
主人公の牧野つくしに海外での経験をもとに言ったセリフです。
小学生だった私は、そんなお姉様に憧れました。


それから海外に行くと、必ず靴屋さんを見ながらこのセリフを思い出しました。


そんな私が8年ほど前に恋に落ちたのが、ポルトガルの靴たち。
ヨーロピアンテイストでありながら、履きやすく、そして納得できるお値段。ポルトガルに行く度に素敵な靴たちに出会ってきました。


そこで今日は、今熱いポルトガルの靴ブランドをご紹介したいと思います。


ポルトガルの靴づくりの歴史は長く、
フランスやイギリスの様々な有名ブランドの靴を手掛けてきました。


しかし、残念なことに安価な労働力を求めた各ブランドの生産体制変更により、
2005年~2010年の間ポルトガル靴産業の輸出量はどんどん減少しました。

こうした状況の中、金融危機が追い打ちをかけるようにポルトガル靴産業を苦しめました。
2011 年にトロイカ(欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB))による780 億ユーロの支援プログラムが開始され、それと共に様々な産業の生産性が見直され、靴産業においても平均賃金が高いため、コスト削減し国際競争力を改善するべきだという政策打ち出されたのです。

本当にコスト削減だけがポルトガルの靴メーカーの生き残るための道なのだろうか?
これまでのノウハウはそんなものなのだろうか?

いくつかのメーカーはこの政策を拒否し、
従業員のモチベーションを保つために、むしろ賃金を上げ、
自らのブランド力を高め国際力を強めるために投資をしました。

そしてAPICCAPS(ポルトガル靴・皮革工業会)も対外投資政策に念入りに取り組み、
150もの靴メーカーが協賛した海外プロモーション活動を2011年に開始しました。
この活動は既に16か国に広がり、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”と言われています。


有名ブランド向けの靴づくりで培ったノウハウと、自らが持つヨーロピアンテイスト。
更には良い素材を豊富に使用できる環境。
これらがポルトガルの靴が持つ最大の強みなのです。

嬉しいことに2005年に1.2億ユーロ(約1,680億円)まで落ち込んだ輸出量は、
2013年には1.7億ユーロ(約2,380億円)まで回復しています。
更に靴産業の就業率も2010年以降10%上昇しています。
苦しい状況下でも自らのアドバンテージをしっかり見極め、独自のブランドを確立していこうという動きが少しずつ結果に結びついているのだと思います。

今日の最初の写真は、Luis Onofreのサンダルです。
1999年にデザイナーのOnofre氏が立ち上げたブランドで、
ミシェル・オバマファーストレディやペネロペ・クルス、ナオミ・ワッツ、レティシア皇太子妃など、
世界の名だたるVIPに愛用されています。



http://www.youtube.com/watch?v=uWqtW8aoEA0



これまでは製造した商品の9割以上を輸出し、独自の店舗を持っていませんでしたが、
遂に2014年1月、リスボンのリベルダーデ通り(高級ブランドが軒を連ねる通り)にショップをオープンしたとのこと、その拡大ぶりがうかがえます。

◆Luis Onofre Store                            
Avenida da Liberdade, 247 1250-149 Lisboa, Portugal
http://luisonofre.com

女性のおしゃれ心をくすぐるデザインばかりで、何だかわくわくしませんか。
今度ポルトガル行く際には是非寄ってみたいです。


と、少しファッション性の高い靴を紹介しましたが、
もともとポルトガルはデッキシューズなどのカジュアルなシューズや、
イギリスの紳士を思い出させるクラシカルなドレスシューズが有名です。


数ある紳士靴ブランドの中で、
私お気に入りはVALUNIとLUSQUINOSです。
VALUNIは少しヴィンテージ風なデザインですが、その色使いがとてもきれいで、
落ち着いたおしゃれを楽しむ男性向けという感じがします。











Photo by http://www.portugalshoes.com



◆VALUNI http://www.valuni.com/

日本ではいくつかのセレクトショップが取り扱っているようです。
価格:12,420円
(2014/5/5 時点)



LUSQUINOSの靴は色が鮮やかでなので、レジャー向けです。 春夏のコレクションは爽やかで革サンダルは履きやすそうですね。素敵♪











Photo by http://www.portugalshoes.com


◆LUSQUINOS http://www.lusquinos.pt/main.html


こちらも少ないながら、アマゾンジャパンさんにて発見しました。
新品価格
¥8,488から
(2014/5/5 時点)




靴の話になるとついつい長くなってしまいます。


まだご紹介したいブランドがいろいろありますが、
今日はここまでにしたいと思います。


最後にAPICCAPSの、”ヨーロッパでもっともセクシーなキャンペーン”のプロモーションビデオをお楽しみ下さい。






それでは、また次回。




2014/04/29

世界はナタを求めている!

みなさん、この美味しそうな食べ物をご存知ですか?



そう、ポルトガルの伝統のお菓子、パシュテル・デ・ナタです。
日本ではエッグタルトと言われますが、本場のそれはクリームがとろ~りとして外がサクッとしています。18世紀ごろにリスボンの修道院で最初に作られたという説が有名で、今でも毎日行列ができるほどの大人気店であるベレンのお店はガイドブックには必ず紹介されてます。


ただ、この写真のナタ(みんな略してこう呼びます)はベレンのお店のものではありません。
今回私が紹介したいお店は2011年にオープンしたばかりの"NATA Lisboa"。
"THE WORLD NEEDS NATA"というコンセプトのもと、この数年の間に3か国10店舗以上と拡大している、今とても勢いのある会社なのです。

そのビジネスモデルはフランチャイズ。


これまでナタ専門店としてフランチャイズで事業を拡大している会社はなかったため、
ポルトガルのビジネスが世界に広がってほしいと思う私にはとても興味があります。
もちろん、ここのナタ、味も本当に美味しいです。生地がベレンのものより少し軽い感じですが、世界中の人に愛される予感がする・・・そんなナタ。様々なメディアからも注目されています。


実は今月のELLE日本版にも、
NATA Lisboa パリ店が紹介されています。

















source: http://natalisboa.com/index.php/pt/


ポルトガル×フランス×日本ですでに繋がっています!!

開業時より世界を視野に入れているNata Lisboa、どんな経営者なのか気になっちゃいます。
いつかお会いしてみたいです。この方↓ (ポルトガル語のみでごめんなさい・・・)


https://www.youtube.com/watch?v=eAs7CiIN5co




これからポルトガルに行く予定のある方!
是非NATA Lisboaのナタをご賞味してくださいね。とてもおすすめです。
もちろん初めて行く方はベレンのナタもお試しください。

◆◆ NATA Lisboa | Castelo ◆◆
住所:Rua de Sta. Cruz do Castelo, 5 a 11 1100-478 Lisboa | Portugal https://www.facebook.com/NATALisboaPORTUGAL?fref=ts




ポルトガルは遠くて行けないな~という方
なんと日本でポルトガルの味をしっかり楽しめるお店が代々木公園近くにありますのでご安心を。
ナタ・デ・クリスチアノさん。お取り寄せもできますよ♪














住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-14-16 スタンフォードコート103
「代々木公園駅」より徒歩1分
http://www.cristianos.jp/nata/menu.html





The World needs NATA! 同感です。
一度食べたら忘れられないあの味・・・日本で流行るのもきっともうすぐ♪







このGWはポルトガルへ・・・
レトロな時間を感じられるおすすめの本。
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2014/04/27

ポルトガルの都市

みなさんこんちには、さちこです。


昨日は休みの日にしては珍しく、
一日中東京をふらふらしていました。


GWが始まったからでしょうか、いつもに増して人が多かったです!
外国人観光客も徐々に戻ってきましたね~
日本政府によると昨年の外国人観光客は1000万人を突破したようで、
2030年までに年間4000万人まで増やす計画があるそうです。


でも、この数字、実はまだまだなんです。
観光大国フランスでは、なんと年間8000万人以上の外国人が訪れているそう!
4位のスペインでも、5000万人以上らしいです。
観光ビジネスが国にとって大きな収益になることは言うまでもありません。


さて、ポルトガルはどうでしょうか。


日本ではまだなじみは少ないですが、
実はヨーロッパの人たちにとって、ポルトガルは人気の観光地です。
特にポルトは「2014ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション」にも選ばれたほど。
青い空と海、美しい太陽に美味しい食べ物、歴史的な建物・・・納得です。

http://m.youtube.com/watch?v=sHYCFDNBcQs

そして何よりも人々のこの笑顔!(youtubeにリスボンヴァージョンもありますよ)
http://m.youtube.com/watch?v=e1N8xFIBess

そこで今日はポルトガルの都市について少しご紹介。


ポルトガルの首都はリスボン、第2都市がポルトです。
人口約1030万人のポルトガルですが、その約60%以上がこれらの都市に集中しています。
EuromonitorInternational社の調べによると、2030年には71.4%以上に増加する可能性があるとのこと。これ、日本の都市化率とほとんど変わりません。むしろ少し高いくらいです。


その中でも、人口が増えているエリアが北のポルト近郊。
2010年から2030年のうちに人口増加率が高いとされる都市は、
1位がMaia(マイア)、2位がBraga(ブラガ)、3位がVila Nova de Gaia(ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア)です。
もともと、政治のリスボン・商業のポルトと言われるように、
ポルト近郊にはポルトガル企業の本社が多数ありますが、特に多いのはマイア地区。
観光の際には訪れることのないエリアですが、ポルトの港・空港があり倉庫なども多いので、ポルトガルビジネスには欠かせない場所です。
ポルト中心地からも車で15分程度なので便利です。


















もちろん、首都リスボンも欠かせません。 特に外国人にとっては、リスボンの方がビジネス環境が整っているとも言えます。 英語版ですが、なぜリスボンで起業したのか、世界の起業家のみなさんが語ってます。


http://m.youtube.com/watch?v=igHsnuR-6IY

どうすれば日本もポルトガルもより多くの外国人観光客とビジネスマンを呼び込むことことができるのか、興味のあるところです。





2014/04/19

ポルトガル経済 回復の兆し?

昨日、ポルトガル政府は約3年ぶりに国債入札を再開すると発表しました。
2011年に15%以上あった10年債利回りは、近頃3.6%台まで下がり投資家の注目を集めてます。

そもそも近年のポルトガルの財政の不健全さは、2008年のリーマンショックとギリシャ危機を期に浮き彫りとなりました。私も友人が職を失ったり、職を求めて海外へ渡ったりと・・・わりと身近に感じてきたので、こういったニュースは気になってしまいます。

リーマンショックが起こる前、他の国々と同様にポルトガルは巨額の財政赤字をいとわず景気刺激策をとっていました。ちょうどユーロが160円台のころです。経済成長率もプラスで推移してました。


しかしひとたびユーロ圏でのバブルが崩壊すると、同じユーロを使用しているからという安心感でこれまで南欧諸国に投資していたドイツやフランスが急に貸出を縮小したため、短期の貸出のロールオーバーをしようとしていたギリシャやポルトガル、スペインなどがたちまち窮地に立たされてしまったのです。特に政府の財政状態は不健全で、ざっくり言うとこれが発端となり、返済不能の危機がヨーロッパ全体の危機となって行きました。

ヨーロッパの経済危機は共通通貨ユーロが問題を複雑にした、ということは今更驚くべきことではありません。 ユーロ圏に入っていなければ、PIIGSと呼ばれてしまった国々はすでに破綻していたかもしれませんし、そもそも巨額の財政赤字になるほど借り入れることもなかったでしょう。

ユーロが導入される前から、共通通貨については問題が指摘されていました。
為替レートの調整機能がなくなったとき、生産性の高い国と同じように、生産性の低い国が成長できるかと言うと、やはりそう上手くいくものではなく、またドイツの賃金や物価が大幅に上がってポルトガルの賃金が下がりバランスがとれるようになったかというと、そんなことも起こりませんでした。

結局、ポルトガル国内の有能な人材は生産性の高い国に流れ、2005年の東欧諸国加盟による安い労働がEUに入り込み、ポルトガルは経済的停滞に苦しむことになったのです。

それがここにきて、やっと明るいニュースがちらほらと聞こえるようになってきました。
昨年の成長率も+0.6% と、長い間のマイナス成長から抜け出そうとしています。
今年5月中旬にこれまで受けていた金融支援の期限を迎えます。少し前までは、さらなる支援が必要かと示唆されていましたが、現在はポルトガルもアイルランドのように支援から脱却できるだろうという見方が強まってきています。

ただ、ポルトガルのみなさん!! 油断は本当に大敵です
私は彼らの陽気さが大好きですが、それとこれは別ものですよ~

ポルトガルは巨額投資のお陰もありインフラが整っていますが、労働生産性は高いとは言えず、経済体質の改善が急務となります。またアフリカ・ポルトガル公用語アフリカ諸国やブラジルとの対外政策に力を入れ、偏ったEU依存からも脱却しなければいけません。不安定な政治も問題です・・・。

と、ここまで長々とつづってしまいましたが、
それでも私はポルトガルはまだまだ面白いことをしてくれると考えてます。
問題がない国なんてないですからね。
人も国も、良いところを存分に伸ばしていけば、まだまだ成長の余地はあるものです♪











写真はアリアードシュ広場(自由広場)を見下ろすポルト市庁舎






2014/04/16

星の山脈チーズ

日本では美味しいものってどこでもいつでも味わえますが、
やっぱり季節のものが一番美味しいと思いませんか。


ぽかぽか陽気の春先に是非食べたいものがあるんです。


それはずばりチーズ!
それも牛ではなく、山羊や羊のミルクから作られるチーズです!


山羊や羊は春先に出産するため、この時期だけ原料であるミルクが採れます。
その採りたてミルクで作ったチーズが、春先から初夏にかけて市場に出てくるというわけです。


実はポルトガルにも最高級と言われる羊のチーズがあります。
それがケージョ セラ ダ エストレイラ queijo Serra da Estrela です。


ケイジョがポルトガル語でチーズ、
セラ ダ エストレイラはポルトガルで最も標高の高い山脈で、
直訳すると「星の山脈」という意味。ちょっと可愛いですね。


そんな地域で昔ながらの、しかもポルトガル独特な製法で作られているチーズなんです。
レシピはなんと2,000年(!)以上続いてるという説もあります。


お味の方はと言いますと、熟成が若いうちは酸味がありますが、
成熟してくるとそれはそれは深いコクのあるクリーミーな濃厚チーズとなります。














https://sites.google.com/site/quintadapovoadeprados/


ちょっとクセがあるかもしれませんが、とっても贅沢な気分にしてくれるチーズです。
パンやラスクと一緒に食べても美味しいですが、カステラの元祖と言われる ポルトガルのpão-de-lóと食べたらもうたまらない。


この美味しさを是非日本のみなさんにも味わってもらいたいのですが、日本で販売しているとこを見たことがありません。。


色々聞いたところによると、このチーズは伝統的な手法で家族経営の酪農工場が生産しているようですが、 段々と生産者の高齢化が進み、世代交代が上手くいってないとのこと。
そのため生産量も減り輸出することも難しくなってきてるようです。


そもそも日本で輸入チーズっていうと高いイメージがありませんか?
ヨーロッパに行ったことがある方は、チーズが安いと感じたことはありませんか?


チーズは繊細なため、輸入の際の輸送に手間と費用がかかります。
でもそれ以上に輸入の際に高い税率(なんと35%~40%)がかけられています。
もちろん国内の乳製品業界を保護するためなのですが・・・


日本は今EUともFTAを始め関税に関する様々な交渉をしています。
チーズもワイン同様に検討候補に入っています。 先日第5回交渉会合が終了したばかりですが、是非その後の動きに期待したいです。



生産量が減り希少なポルトガルのチーズ。
関税率引き下げによって日本のチーズ輸入量が増え、ポルトガルチーズ生産の活性化につながる日が来れば・・・なんて思う今日この頃です。












写真は、星の山脈 Serra da Estrela




2014/04/13

ポルトガルの大手企業

こんにちは、 さちこです。
春らしい陽気ですね。
ポルトガルの4月は少し雨が多めですが、それでも平均気温は15度くらい。
(写真は漁業町アヴェイロの4月。晴れていると本当に爽やか♪)


















さて、今日はポルトガルビジネスを語るため、まずはポルトガルにどんな企業があるのかEconomias社の2013年企業ランキングトップ10から見てみたいと思います。

1.Petróleos de Portugal – Petrogal エネルギー(ガス)会社www.galpenergia.com
2.EDP Serviço Universal エネルギー(電気)会社www.edpsu.pt
3.Pingo-Doce - Distribuição Alimentar 小売・流通会社(スーパー) www.pingodoce.pt
4.Modelo Continente – Hipermercados小売・流通会社(スーパー)www.sonaedistribuicao.com
5.EDP Distribuição – Energia エネルギー会社 www.edp.pt
6.Galp - Gás Natural エネルギー(ガス)会社 www.galpenergia.com
7.Transportes Aéreos Portugueses 航空会社 www.tapportugal.com
8.EDP – energias de portugal エネルギー会社 www.edp.pt
9.Repsol Portuguesa エネルギー会社(石油・ガス) www.repsol.com
10.Volkswagen Autoeuropa 自動車製造会社 www.autoeuropa.pt

なんだかエネルギー関連会社が多いですね。 このランキングは基本的には売上高でみているみたいです。正直、サービスレベルと売上規模はあまり比例のかな~と思ってしまいます・・・。ポルトガルにお住いの方ならこの気持ち、察していただけるのでは・・・?
ただ、3位と4位にランクインしている企業は、ポルトガル小売・流通業トップで国民からも信頼されています。

ということで、今日は4位のModelo Continenteを運営するSonae Distribuição社についてちょっと書いてみたいと思います。Sonae社はポルト近郊のMaia地区に本社があり、大型スーパーや大型ショッピングセンターを運営しています。年間売上46億ユーロで約3万人に近い従業員が働いています。
これ、人口約1,030万人のポルトガルにとってはすごいことです。
ちなみにEuromonitor社の調べによるとポルトガルの飲食料品小売市場の16.2%(2011年)を、大型スーパー業界の40.3%占めているとのこと、その規模の大きさがわかります。
大型スーパーの他に小型スーパーBom diaやカフェテリア、ドラッグストア、スポーツ用品を扱うブランドなど20以上のブランドを運営しています。


http://www.sonae.pt/en/brands/

なので、Sonae社が運営しているショッピングセンターに行くと、
スーパーContinenteで買い物してレジでカフェBombocadoのナタ(ポルトガルのエッグタルト)を無料で食べれる券をもらってお茶して、肌荒れ防止のためドラッグストアWell'sでクリーム買って、携帯の通話料チャージのためOptimusに行って、あ~フィットネスマットがほしいと思ってSportzoneでお買い物・・・なんていうことになります。

ところでポルトビジネススクールで学んでいたころ、マーケティングのクラスで教鞭を執ってくれた先生は、Sonae社のマーケティング部門のトップの方でした。興味深い話ばかりで、おそらく学校一人気のある先生なのではないかと思います。今では定番の"Eu Conto com o Continente" という、キャッチフレーズを考えたのも彼です。
https://www.youtube.com/watch?v=fhUQ163pZJs

このCM見ると、ポルトガルのチーズとワインが欲しくなりますね。


次回はその話題かな~